次世代推進協会の概要
「子どもたちの”やってみたい”に応えられるまち」を目指し2020年8月に発足した、福岡県福津市を中心とした地域教育サービス(ならいごと)のネットワークです。
スポーツ、芸術、学童など様々なジャンルの民間の地域教育サービス(ならいごと)が加盟していることが特長です。
また行政・学校との連携しながら、子どもたちがそれぞれの個性を発揮して育っていける環境を作っていきます。
設立趣意
人には生まれつき持っている好奇心があります。「これをやってみたい!」「これを知りたい!」そう思った時に、ふさわしい機会が用意されること。そのときに学びは最も大きく、喜びも最も大きなものとなります。またそういった機会が多様にあることは、豊かな地域の指標の一つでもあります。
いま地域にある多種多様なならいごとは、子どもたちの好奇心や向上心に応える受け皿として大きな役割を担っています。さらに家庭や学校以外の地域の人との人間関係をつくる機会であり、ほっと安心できる場所であり、人生のロールモデルを見出す場所でもあります。
それぞれのならいごとに、規模の違い、ボランティアとして生業としての運営形態の違い、掲げている理念や方針の違いはありますが、その根底には次の世代を担う子どもたちが豊かな心を育み、豊かな人生をおくること、地域社会の一員となることへの願いがあります。
わたしたちはこれらのならいごとを「地域教育サービス」と捉え、そこに携わる地域の人々は地域の教育力を高める重要な担い手であると考えます。
一方で、多様であることから部分的なつながりはあるものの、地域教育サービスの横断的なネットワークは今までありませんでした。また行政や学校と、個別の地域教育サービスがつながることも難しい状況です。災害、疫病などが襲った際に行政や学校と地域教育サービスがすみやかに連携できること、そのための窓口があることは、子どもたちの安全を守る上でも重要です。
さらに地域でならいごとを探す側にとっては、各団体や個人が発信している情報を集めるか、口コミが主な情報収集の手段です。包括的でかつ信頼できる情報を得られる窓口があることは潜在的・顕在的なニーズであり、最適な地域教育サービスに触れる機会を保障するものでもあります。
これらの必要性に応えるべく地域教育サービスのネットワークとして、わたしたちは次世代教育推進協会を立ち上げます。本協会の活動により地域の教育力がより高まり、結果として次世代を担う子どもたちが心豊かな人生をあゆみ、地域社会の担い手となることがわたしたちの願いです。
2020 年8 月1日
活動方針
相互理解
立場や価値観の違いを理解し合うことを前提として活動します
相互扶助
会員同士の助け合いの精神で活動します
相互利益
子どもたち、行政学校、会員 お互いにとって有益になるよう活動します
行政・学校との連携
行政と小中学校とも連携をしながら、活動を進めています。
事業計画
2023年の事業を以下の通り計画しています。昨年までは、協会の目指す3つの柱(ネットワーク構築、地域への情報発信、体験の機会の創出)に加え、新しい2本の柱(学校教育との連携、夢を持った次世代の育成)に挑戦してまいりました。2023年は体験の機会の創出をさらに一歩拡大するため、新たに「子ども体験スクール」をスタートします。
役員、事務局メンバー紹介
次世代推進協会の役員及び事務局のメンバーです。
会長:足立憲正
副会長:木村航
会計役員:伊藤一哉
広報役員:荒木聡美 / 木村ゆうみ / 司馬さやか
協会会則
次世代教育推進協会の会則です。